人を知る

働き方インタビュー

#03

リフォーム設計下村 蓮

地域の歴史・文化に馴染む
戸建リノベーションを設計施工する

Q1.金子工務店に惹かれた理由、入社を決めた理由を教えてください。

私は、静岡県の伊豆の国市出身です。高校生までは幼稚園の先生になろうと思っていたのですが、地元に明治時代に建築された曾祖母の家がありました。大学を選ぶ時に、「将来この家をなんとかしたい!」と思って建築に興味を抱き、東京にある建築系に行くことを決めました。
大学が東京だったので、東京で就職しようと思っていました。大学3年生の頃に実家に帰った時に、建築の仕事をするのであれば東京よりは地元でやりたいなと考え始めました。金子工務店の事はInstagramで知りました。他の会社と比べて、お客様との関係性が深いなあと感じました。実際に、接客しているところだったり、会社の考え方を聞かせていただき、すごくいい会社だなと思いました。
金子社長と面談させていただき、インターンシップをさせていただきました。5〜6回現場を見に行かせていただきました。リフォームの現場に行かせて、リフォームの現場監督とお客様が会話をされていて、本当に友人のように仲良くなって仕事をしているのを見て、この会社で仕事をしたいと入社を決断しました。

Q2.仕事をする上で大切にしていること、またやりがいを教えてください。

やりがいは、やっぱり引き渡しの時にお客様に「ありがとう」と言っていただけることです。大きい物件も小さい物件も関係なく、感謝していただけることはすごく嬉しいです。一方で、思ったイメージとちょっと違ったということも少なからずあります。そういったことができるだけ起きないように、お客様の言葉にならない想いを汲み取って、事前準備をする、資料を作る、イメージを見える化する、イラストを作る、写真を準備するというのを大切にしています。
何事もなく終えて、「ありがとうございます。」と言っていただけることを1件1件積み重ねていくこと。リフォームには、見積もりやご契約時に本当は決めておかないといけないことがたくさんあります。着工の時に考えていたら予算もスケジュールも変わってしまいます。いかに始める前に、やりたいことと予算を決めて不安なく、何事もなく終えることがすごく大事になります。
先日、金子工務店で手がけた戸建リノベーションの完工物件を見させてもらいました。デザイン、配置、造作など高さ、空間、採寸の考え方など圧倒されました。何事もなく安心してリフォームのお引き渡しをすること。期待を超えるようなリノベーションのお引き渡しをすること。そんなお仕事を目指していきたいと思っています。

Q3.今後の目標を教えてください。

私は、自分で自邸を設計施工したいと思っています。それは、新築住宅ではなく、中古物件を購入して、自分で考え、設計し、施行して、リノベーションした家に住むことです。築50年クラスの戸建をきちんと再生リノベーションして、豊かに暮らせるということをリフォームが得意な設計士として実現したいと思っています。
そのために、戸建リノベーションをご提案からお引き渡しまで全部自分でできるようになっていきたいです。今は先輩と一緒に現調、ご提案、打ち合わせ、現場管理とスケジューリングをやっています。自分のできる範囲を広げて、一気通貫でお客様に安心して任せてもらえるようになりたいと思います。
地元、静岡県東部で古い建物の良さや歴史、文化を引き継ぎながら、今の街に馴染む戸建リノベーションをやっていくこと。歴史のある街なので、地域の文化や歴史を理解して、元の家や土地の魅力を生かしつつ、街に溶け込むような和の日本建築をカタチにし、そんな選択肢もお客様にご提案できるような設計士でありたいと思っています。

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